About Tokyo Dress Form

私たちの原点には、日本のアパレル産業が芽吹いた1960〜1980年代の風景があります。まだ「既製服」という言葉が、どこか新鮮で、未来への希望を帯びて響いていた時代。ファッションを産業として根付かせるために、多くの先人たちが情熱と技術を注ぎ込み、「アパレル工業用ボディ」すなわちドレスフォームがこの世に産み出されました。

それはただの作業道具ではありませんでした。服づくりの裏側で、技術と感性の基準となる「型」を創り出す―静かな主役。ファッションの裏舞台にいる服作りの技術者と共に半世紀を超える長い間歩み続けてきました。技術と経験を確かに継承し、今、この時に現場にいる人たちと共感するドレスフォームを創り出したい。

東京ドレスフォームは、ドレスフォームを必ずアップデートし、未来の服作りへユーザーの皆さんと共に進んでいきます。

私たちについて

株式会社東京ドレスフォームは、2025年4月にドレスフォームという存在の可能性と、ユーザーの皆さんの真摯な仕事に心を奪われた三人のメンバーによって誕生しました。

肩の角度、姿勢のわずかな傾き、たった1mmの凹凸、それが見える人たち、そこにこだわる人たちと一緒に仕事がしたい。人の形をしていながら、人ではない。「ドレスフォーム」という「服の形」を司る奥深くて魅力的な道具にいつまでも関わっていたいという願いを叶えるために、毎日毎日、一つ一つの作業を丁寧に、大切にしていきます。

服とボディの未来へ

時代は転換期を迎えています。均質なものを大量に作る時代から、個の感性に寄り添う、多様性の時代へ。環境に負荷をかけないものづくりと真摯に向き合わねばならない時代。PCの画面を見る前に、傍らに在る裁断用ボディに触れてみよう。トワルに鋏を入れる前にPCの中に居る3Dボディでシミュレーションしてみよう。私たちは、この転換点にこそドレスフォームの未来があると信じています。

既製服は、多数の身体に「一つの服の形」を提供するための道具です。

人と服の間をつなぐこの道具を、デジタルの世界にも連れていくこと。ひとりひとりの技術者に最適な「ドレスフォーム」を提供していけるように進化させていきます。

東京ドレスフォームは、その精神と情熱を未来へと引き継ぎ、新たな価値を紡ぎ続けます。

Company Profile

会社概要

東京ドレスフォームをつくる、3つの役割

東京ドレスフォームは、異なる役割を持つ3人によって構成されています。
人と事業をつなぐ力、プロダクトを磨き上げる力、そしてそれを未来のツールへ拡張する力。
それぞれが交差することで、服の形を支える基盤をつくっています。

会社名株式会社 東京ドレスフォーム
CONNECTION / BUSINESS DESIGN
代表取締役

小泉 文子
東京ドレスフォームの全体設計を担い、人、製品、技術をつなぐ。
共感と協働が生まれる場を作る人。
PRODUCT / FORM DEVELOPMENT
原型師
鶉 雄次郎
プロダクトの中核を担う原型師。
顧客との密接なコミュニケーションによって、精度と満足度の高い製品を作る。いい服を作るためのドレスフォームを作るためにいつもパタンナーと共に進む人。
DIGITAL / 3Dモデリング・動画クリエーション
3D & 動画クリエーター
川澄 紀仁
ボディの形状や、構造を3Dデータとして再現し、手仕事とデジタルを接続しTDFのリアルをデジタルに翻訳する人。